COLUMN

知っておきたい床暖房

北陸の家づくりは、厳しい寒さの中でも暖かく快適に暮らせることも大切なポイント。そこで今回は、近年新築はもちろんリフォームでも設置する例が増えている床暖房についてメリットや設置前に確認しておきたいことをご紹介します。

1.床暖房のメリット

取り入れてよかった設備として挙げられることも多い床暖房。満足度の高さは、ほかの暖房器具にはない快適さを感じている人が多いことの表れともいえます。では実際に私たちの生活に床暖房はどんなメリットをもたらしてくれるのでしょうか。

  • 足元から感じる暖かさ
    床から直接熱を伝え、冷えやすい足元もしっかり暖めます。そのため、室温の設定温度を低くしてもぽかぽかと暖かくすごせます。
  • 事故の危険が少ない
    火を使わない床暖房はやけどや火災の心配がなく、子どもやお年寄り、ペットも安心してくつろげます。
  • 空気を汚さない
    床下から温めるしくみのため、ほこりを舞い上げることがなく、ハウスダストや花粉の拡散を防げます。
  • 乾燥しにくい
    温風に肌や体の水分を奪われる心配がありません。
  • 臭いがなく静か
    室内に熱源がなく、熱を行き届かせるためのファンも使わないため、暖房器具特有の臭いや音がなく快適にすごせます。
  • 結露やアレル物質の発生を抑える
    室温が低めでも快適にすごせるため、温めすぎによる結露やカビ・ダニの発生を抑制できます。
  • 部屋を広く使える
    暖房器具を置く必要がなくスペースを有効活用できます。

多くのメリットがあり、寒い冬でも心地よく暮らせる床暖房。これらの魅力はなぜ生まれるのでしょうか。

2.床暖房の特徴

床暖房は、床下にある熱源から直接肌に伝わる「伝導熱」と床から出た熱によって温められた壁や天井から放射される「ふく射熱」の組み合わせで部屋を温めます。
つまり、床からの「伝導熱」で足元からダイレクトに暖を取りながら、室内にまんべんなく広がる「ふく射熱」で体全体を暖めるという効率的な暖房ができるのです。
このようなしくみを知れば、床暖房の快適さも納得ですね。

また、足元から天井まで空間全体を温度差なく温める床暖房は、ヒートショック防止にも役立ちます。安心・安全な暮らしへの備えとなる点も床暖房の特徴といえるでしょう。

3.床暖房のデメリット

暖かく快適にすごせ、健康面にも配慮できる床暖房。しかし、わが家に取り入れる際、知っておきたいこともあります。

  • 暖まるまでに時間がかかる
    じっくり熱を行き渡らせる床暖房は、部屋が温まるまである程度の時間が必要です。
    対策
    • 部屋が温まるまでエアコンやファンヒーターを併用する。
    • 帰宅や起床時間に合わせてタイマー機能を活用する。
    • スイッチを入れた直後の温め始めが最も電力を消費するため、温度設定に配慮しながら冬の間はつけっぱなしにすることも検討してみましょう。
  • 初期費用がかかる
    床下に設置する床暖房は大がかりな工事が必要で、エアコンなどの暖房器具に比べ導入費用がかさみます。
    対策

    一度導入すれば長く使え、他の暖房器具にはないメリットもあります。10年、20年という長い目でコストや快適さを検討しましょう。

4.まとめ

体を足元からぽかぽかと暖める快適性に加え、健康面にも効果が期待できる床暖房。リフォームで設置することもできますが、床をめくる大規模な工事が必要となるため、家を建てるときこそ検討のチャンスです。新居での生活や暖房器具選びについても家族で話し合う中で、わが家にとっての床暖房の魅力やメリットを考えてみるのもいいかもしれません。

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