家づくりは、「一生に一度」とも言われる大きな買い物です 。その金額の大きさや、初めて経験することの多さから、「何から手をつけたらいいのかわからない」と感じるのは自然なことです。多くの方が、価格や資金、土地、スケジュール、間取りなど、多くの条件を一度に考えなければならないことに戸惑いを覚えます。

しかし、ご安心ください。家づくりの最初のステップは、これらの「わからない」を整理することから始まります。そこで今回、賢い家づくりをするために、不安を解消し、着実に理想へ近づくための「最初の3つのステップ」をご紹介します。

Step 1：まずは「理想の暮らし」のイメージを固める

家づくりを始めるにあたり、最初に取り組むべきは、「あなたの理想の暮らし」を言語化することです。

設計の自由度が高い注文住宅では、単なる間取りの希望だけでなく、「どんな毎日を送りたいか」を家族で話し合うことが最も重要になります。

• 要望と優先順位の整理: リビングの広さ、子ども部屋の数、キッチンの仕様など、希望を具体的に挙げましょう。そして、すべての要望を実現するのは難しいため、「絶対に譲れない条件」と「妥協できる部分」を明確にしておくことが大切です。
• 後悔事例から学ぶ: コンセントの位置、収納の場所、窓の配置など、細かな部分での後悔事例は多いため、事前に失敗例を学ぶことで、具体的な要望を整理するヒントが得られます。
• 実物を見てイメージを固める: 住宅展示場やモデルハウスを訪問し、実際の建物を体感することで、図面だけでは分からない「広さ」「明るさ」「動線」の感覚が明確になり、イメージが具体的に固まります。

Step 2：安心できる「資金計画」を立てる

理想のイメージが固まったら、次に「いくらまでなら安心か*という予算の上限を明確に設定することが不可欠です。予算オーバーによる後悔は、多くの方が経験する失敗の一つです。

家づくりにかかる費用は、以下の3つの要素で構成されており、総額で把握することが重要です。

建物本体価格の他に、約30%（別途工事費＋諸費用） の費用がかかることを念頭に置き、無理なく返済できる住宅ローンの総額と月々の返済額を、金融機関のシミュレーションを活用して事前に確認しておきましょう。

また、高性能住宅は建築コストは高くなりますが、光熱費の節約や、冬場のヒートショックのリスク軽減といった長期的なメリットがあるため、初期費用だけでなく、長期的な費用対効果を十分に検討しましょう。

Step 3：土地探しと依頼先を「並行」して検討する

土地探しと依頼先の選定は相互に関係するため、並行して検討することが効率的です。土地の形状や条件によって、希望する間取りが実現可能かどうかが変わるためです。

土地探しで確認すべきこと

土地の立地条件だけでなく、以下の点も重要です。

• 法的な規制: 土地の法律上の規制を確認し、希望の家が建てられるか、敷地調査を省略しないことが大切です。
• 地盤の状態: 地盤が弱い場合は地盤改良工事が必要となり、追加費用が発生します。
• 周辺環境: 騒音や利便性など、昼夜・平日・休日すべての時間帯で確認しましょう

依頼先（パートナー）の選び方

家づくりを依頼する会社は、大きく分けてハウスメーカー、工務店、設計事務所があり、それぞれ特徴が異なります。どのタイプを選ぶにしても、相性の良い担当者と出会うことが、家づくり成功の鍵となります。

もし、「話しにくい」「信頼できない」と感じた場合は、早めに担当者変更を相談するなど、遠慮なく見直すことが大切です。また、要望や希望を具体的に伝え、設計図と見積書の双方に内容が記載されているかを細かく確認することで、認識のズレを防ぎましょう。

家づくりの「最初の一歩」でお悩みなら、お気軽にご相談ください

わたしたちアイワホームは、お客様の夢を100％実現する注文住宅に専念しています。

家づくりを成功させるためには、

「強（構造・性能）」
「用（使い勝手）」
「美（デザイン）」

の3つの要素がバランスよく調和することが大切です。私たちは、地元・石川県の気候風土に適した強靭な構造や、国基準の約10倍の気密性（C値0.5㎠/㎡以下）を標準とし、お客様一人ひとりの価値観を尊重した自由な設計を追求しています。

経験豊富な営業担当、設計士、インテリアコーディネーター、現場監督の三位一体のチームが、お客様の漠然とした夢を具体的な形にし、予算内で理想に近づけるための提案力と、妥協しない施工技術でお応えします。

「まず何をすればいいか知りたい」という方は、土地や資金のこと、スケジュールなど、何から考え始めるべきかを、私たち専門家にお気軽にご相談ください