家づくりは、夢の実現に向けたワクワクするプロセスですが、一方で「何を、いつ、誰がやるのか」がわかりにくい専門的な手続きの多さに戸惑う方も少なくありません。

しかし、マイホームを建てる際に必要となる手続きを事前に把握し、プロのサポート体制を知っておくことで、不安なく計画を進めることができます。

ここでは、家を建てる際に必要な5つの主要な手続きと、施主様の負担を減らし、スムーズに進行させるための役割分担について解説します。

家づくりで必要となる5つの主要な手続き

家づくり全体を通して、お客様（施主様）が関わる手続きは主に以下の5つに分けられます。

施主様の負担を軽減する「プロとの連携」

これら5つの手続きのうち、専門的な知識が必要なものや煩雑な事務作業は、建築会社がサポートします。

【建築会社が代行する手続き】

専門性が高く、かつ着工に必須な重要な手続きは、建築会社が委任を受けて代行することが一般的です。

• 建築確認申請の手続き
  建築確認申請は、建築基準法に適合していることを確認するための手続きで、通常、建築会社が委任にて代行します。これは、契約内容を確定させた後、着工前に進められます。
• 各種補助金の手続き
  各種補助金や助成金（例：地域型住宅グリーン化事業補助金など）の申請手続きは、複雑なものが多いため、これも建築会社が委任にて代行することが多いです。補助金は資金計画に大きく影響するため、検討段階で確認しておきたい事項です。

【営業担当者がサポートする手続き】

お客様ご自身が契約主体となる手続きについては、建築会社の営業担当者が事務作業をアシストします。

• 住宅ローンの手続き
  住宅ローンは、事前審査から本審査へと進み、最終的に金融機関と契約を締結します。この手続きについて、営業担当者が必要な書類の手配や、金融機関との予約などを手配することが多いです。特に本審査の承認後、金融機関との金銭消費貸借契約を締結する流れになります。
• 登記の手続き
  建物完成後の登記手続きは、通常、司法書士や土地家屋調査士に依頼しますが、営業担当者が必要な書類の手配、予約などを手配することが多いです。これにより、施主様は複雑な法的手続きをスムーズに進めることができます。

【お客様ご自身で行う手続き】
完成間近から入居にかけての手続きは、お客様ご自身が主体となって進める必要があります。

• 現在の住まい（アパートなど）の解約、引越し業者の手配、火災保険の加入など
  →この手続きの際には、現在の賃貸契約の更新時期に合わせて退去日を調整するなど、スケジュールに余裕を持つことが重要です。

必要な手続きの不安も、アイワホームにご相談ください

アイワホームでは、煩雑な手続きに関して、建築確認申請や各種補助金の手続きは委任にて代行させていただいております。また、住宅ローンの手続きや登記の手続きについても、営業担当が必要な書類の手配、予約などを手配させていただくことが多いので、ご安心ください。

引越しや火災保険加入といった、お客様ご自身で行う完成時の手続きに関しても、流れの説明や引越し業者、保険業者のご紹介など、アシストさせていただいておりますので、手続きに関する疑問や不安があれば、なんでもお尋ねください。