新松村展示場（2024）完成コラム

光あふれる大空間に、今、そしてこれからの住まいに求められる要素を詰め込んだ「新松村展示場」。住む人の満足を第一に、快適な暮らしをかなえるリアルな提案を、間取りや設備、素材使いや色合いなど随所に取り入れました。より高めたデザイン性・機能性とともに、等身大の展示場で家族の充実した人生を思い描いてください。

設計担当 野村建太郎

心地よい暮らし”を考え
たどりついた理想の家

坪庭側の大きな掃き出し窓で南の採光を確保。お日様のやさしい光がたっぷり差し込むリビングとダイニング、キッチンを一直線に並べ、2階へと続く階段も近くに配置しました。「おはよう」、「おかえり」。家族の声が笑顔とともに響き、光あふれる空間にみんなが自然と集まり語らいが生まれる―そんな暮らしを叶えます。リビングは約3ｍの高天井で開放感を、間接照明であたたかみを演出。さらに、趣の異なる畳コーナーを隣接させることで実際以上の広がりを感じられる空間とし、家族がそれぞれのくつろぎと適度な距離感を実現します。笑顔に満ちた日々とともに人生を豊かにする住まい。その一つの答えが「新松村展示場」です。

毎日をちょっと特別にする
和のぬくもりとくつろぎ

キッチンからパントリーや物干しスペース、洗面所などをつなぐ家事動線と玄関、シューズクローゼット、トイレなどの生活動線を区別。目的に応じて整えたストレスフリーな動線が忙しい日々にゆとりを生み出します。2つの動線の基点となるリビングは、ナチュラルなオーク調の木目をふんだんに用いた明るい雰囲気。珪藻土で仕上げた壁やリーフグリーンの畳が醸し出す和のあたたかみに間接照明のやわらかな光が加わり、家族はもちろん訪れたゲストも上質なくつろぎで包みます。床は大判の石目調タイルとし、すっきりと清潔な印象をプラス。フロアタイルや畳はデザイン性だけでなく調湿や傷への強さといった機能面も満たす素材を厳選し、末永い快適を形にしました。

すっきりとした暮らしをかなえる大型収納

畳スペースの障子を開けると、大容量のクローゼットとファミリークローゼットへ直接アクセス可能。生活スペースのすぐ近くに収納があることでリビングをいつでもすっきりと保つことができます。

つながりで生まれる広々空間

天井の高いリビングから一直線に配したダイニングやキッチン、小上がり式の畳コーナー、さらに庭やテラスといった外部空間へも上下左右に視線がのびるつくり。空間につながりを持たせることで帖数だけでは測れない、広さと解放感を生み出しています。

無駄のない回遊式動線で家事時間を短縮

木目でまとめた居心地のよいキッチン。後方のカップボードや隣のパントリーは収納力抜群でモノがあふれない美しい状態を維持できます。ランドリースペースなどの水回りへとつながる回遊式の動線で家事効率もアップ。

ランドマークになる外観

外壁はベージュ系のあたたかみのある色合い。袖壁と軒天井が木目でつながるデザインや塗り壁とのコントラストの美しさが通りからも目を引き、誇れるわが家を印象付けます。道路側にはサツキツツジの植栽を施し街の景観にも配慮しました。

来客時も安心。3台分の駐車場を確保

住まいとの調和を考え、インナーガレージの天井には木目化粧板を採用。タイヤや子どもの遊具などをまとめて片づけられる外部収納付きで実用性にも優れています。さらに、2台分のガレージに加え、玄関前にも軽自動車1台分のスペースをとり、来客時や将来への準備も万全です。

充実の主寝室。壁高を抑えて広々と

主寝室は、深い色味でまとめたシックな雰囲気。書斎とウォークインクローゼットを備えながらも広々と感じるポイントは仕切り壁。高さを抑えることで圧迫感をなくし部屋全体をすっきりと見せます。

「もしも」にも備えた、安心の機能と設備

快適な温度環境をつくる熱交換型第一種換気システムを装備。さらに、樹脂サッシや床暖房で冬も暖かくすごせます。また、ビルや橋梁の技術を応用した住宅用制震ダンパーMIRAIE（ミライエ）を4基採用。万が一に備えます。

家族にちょうどいい
笑顔が集まる住まいを

あれもこれもと夢が膨らむ家づくり。間取りや設備だけでなく壁紙や床材の一枚まで住む人の希望が活かせる注文住宅であればなおさらです。「新松村展示場」は、家づくりのプロであるアイワホームが、これまでの経験を結集しこれからの住まいを考えたリアルサイズの展示場。新しい暮らしを重ね合わせれば、家族にとって本当に必要なものが見えてくる空間です。ぜひ現地で、理想の住まいを見つけてください。