中村 太軌
NAKAMURA DAIKI
- 工事部 設計
- 2019年入社
- 二級建築士
― 成長につながった現場での学び
入社当初に配属されたのは施工管理部門。設計部門をイメージしていたため正直戸惑いましたが、「これも何かの縁。与えられた場所で頑張ってみよう」とすぐに気持ちを切替えました。実際に現場へ出てみると、先輩や職人さんがミリ単位にこだわって工事をしていることに驚きました。現場監督として担当物件を持つようになると、お客様から直接仕様変更などの相談を受けることもあり、やればやるほど仕事の奥深さやおもしろさを実感。図面だけでは分からない技術やお客様の想いに触れることで、自分の知識がより緻密になり、視野がさらに広がっていきました。
― 経験を生かし設計部門に新たな風を
設計部門へ異動になったのは、入社4年目のこと。設計士としては遅いスタートとなりましたが、施工管理部門でお客様や職人さん、協力業者の方々と家づくりの最前線を担ったことで、誰にも負けない強みができました。お客様に、仕上がりの雰囲気や各空間のサイズ感を説明できるのも現場での経験があってこそ。最近では、施工管理部門での3年間は、現場を知る設計士という新しい役割を会社が私に託してくれたのではないかとも考えています。今後は、私なりのアプローチでその期待に応え、設計部門になくてはならない存在になりたいです。
― 想いがこもった「いい家」をお客様とともに
昨年から少しずつプランニング業務を行うようになりました。自分が納得できても、住む人の家族構成、生活スタイル、費用といった条件に合っていないと本当の意味でのいいプランとはいえません。お客様の要望をただ盛り込むのではなく、プロの知見を加えて快適性や使い勝手を高めることも大切です。その兼ね合いが注文住宅の難しさであり、やりがい。私が考えるいい家とは、柱1本、壁1枚にも、住む人や建てた人の気持ちがこもっている家。その実現のために、いつでも、どんな些細なことでも気軽に相談でき、不安なく一緒に家づくりができる設計士でありたいと思っています。