― 大人も子どもも全力で遊べる、笑顔あふれる家
奥様:この家は、モデルハウスの“いいとこ取り”。夫が熱望していた広い吹き抜けは寒さが気になっていたのですが、エアコン一台ですごせることをモデルハウスで体感したので、取り入れました。
奥様:玄関とリビングを土間でつなげるつくりもモデルハウスで気に入ったもの。実物を確認できるから、出来上がりに不安がないのがよかったです。
ご主人:吹き抜けを中心に室内を回遊する間取りは、設計士が高台の立地を生かして考えてくれました。大きく取った窓から、正面の市街地や裏手の山の景色を借景のように取り入れていて、すっかり気に入りました。
奥様:プランニング当初は、子どもがまだ小さくて打合せ中に退席することがあり、間取りなど家全体のことは主に夫が担当していました。
ご主人:その辺りからなんとなく役割分担ができていって、妻には設備など家の中身を決めてもらいました。
奥様:気付いたら、家に“余白”がたくさんできていて。吹き抜けにはアスレチックネット、テラスにはハンモック、玄関にはコレクションを飾るシューズコーナーなどをDIYする前提で家づくりが進んでいました。
ご主人:視界が開けた家のほかに、もう一つ、遊べる家にしたいというのが僕の希望。設計士も松浦さんもそれを理解した提案をしてくれたので、面白そう!と思ったことはできる限り取り入れました。
奥様:本当につくるのか半信半疑でしたが、この家に暮らして2年の間に、アスレチックネットを編んだり、梁にブランコをぶら下げたり少しずつ計画を実行しています。
ご主人:最近ではリビング壁をボルダリングウォールにしました。その横でロープワークができるようにもしたくて。
奥様:注文住宅って建てて終わりではなく、夢が続いて、さらに広がっていく家なんですね。楽しそうな夫と子どもを見ていると実感しています。
夢が広がる家